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もうすぐ七夕! その由来と飾りの意味とは? [気になること]

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七夕伝説の起源って?


七夕伝説のおこりは中国です。もともとは、中国の織女(しょくじょ)牽牛(けんぎゅう)の伝説と、裁縫の上達を願う乞巧奠(きこうでん)の行事とが混ざりあって伝わったものといわれています。 引用:http://bit.ly/12DIjUp


織女と牽牛は夫婦だったのですが、

仕事をせずに遊んでばかりいたので、

1年に1度のデート以外は仕事ををしろと強制される古来中国の儒教的思想が濃いお話。

日本へは遣唐使などによってもたらされたらしく、

従来からあった、棚機津女(たなばたつめ)の信仰とが混ざってできたとされています。

儒教的な思想と日本人のまじめで勤勉な生活を好む性格が

良い感じで結びついたのかもしれませんね。


昔から短冊に願い事を書いていた?


七夕って、笹に願い事を書いた短冊をつるし、

飾っておくと思っていたのですが、伝来してきた昔には全然、違っていたようです。

むかしむかしは、里芋葉にたまった夜つゆを「天の川のしずく」と考え、

その夜つゆで墨を溶かして、梶の葉に和歌を書いて願いごとをしていたみたいです。

それが、江戸時代になると、

梶の葉のかわりに短冊に様々な願い事を書いて願うお祭りとなったそうです。

今では、里芋葉?梶の葉?豊作?となりますが、

天に向かって、神頼みしたい人々の気持ちは変わりませんね。


七夕飾りの意味は?


笹に短冊を飾る以外に、七夕飾りを飾ります。

でも、その意味をよく理解せずになんとなく飾っている人も多いのでは?

その飾り付けにも、一つ一つきちんとした意味があります。

「紙衣(かみこ)」  女子の裁縫の腕が上がるように
「巾着」 お金が貯まりますように  
「投網」 豊漁になりますように  
「屑籠(くずかご)」 整理、整頓、物を粗末にしないように   
「吹き流し」 織姫のように機織が上手になりますように   
「千羽鶴」 家族が長生きしますように  
「短冊」 願い事がかない、字が上手になりますように

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実は毎年会えていなかった?悲しすぎる天候と二人の関係


梅雨の時期なので悲しきかな、当然なら当然と言えるかもしれませんが、

この時期は快晴になることが少ないからです。

「気象庁 | 過去の気象データ検索」によると、

織り姫(こと座 ベガ)と彦星(わし座 アルタイル)が見える、7/6の深夜から7/7の朝にかけて、

快晴だったのは20年間で数回!!

なぜこんな時期に七夕祭り?

その理由は、明治時代に、太陰太陽暦から太陽暦に暦変更されたのに、

七夕祭りは通常の7/7にするからです。(旧暦の7/7なら今の8/7)

現在でも、旧暦に則った、8/7に七夕祭りをするケースもあるみたいですが、

一般的には7/7が定着してしまっていますね。

そこも悲しくしている要因なのかも?


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